#たのしいね

ボードゲーム作家2人が、日頃の楽しかったことばかりを書いておくので、何かの参考にしていただければ幸いです。ボードゲームの話題は「#ボードゲームたのしいね」に書きます。

【コラム】そもそもオススメしにくい人数だけど『3人で遊ぶのにオススメのボードゲーム、3選!』

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ボーカルがフロントで
2名が控える体制
スリーピースバンド
そう、3人でバランスがいい!

トリオ芸人
やっぱりバランスがいい!

3人で歌って踊るのもいい
Perfume が好き!

だからきっと3人でボードゲーム
遊びたいこともありますよね?

私にはあんまり
そういうことはないのですが

そういうわけで今日は、
3人で遊ぶのにオススメの
ボードゲームを紹介します

 

 

『ドミニオン』

日本で1番売れ続けてる
ボードゲームではないでしょうか

このゲームでは
「王国」と呼ばれる
自分のカードの山札を

どんな人を雇うのか
建物は何を建てて、
定期収入はいくらか
そんな風に育てていく

やることは
引いたカードを使って
王国に新しいカードを買う

これだけで成り立っているから
感心しちゃいます

基本セットだけでも
遊ぶパターンを変えられるし

現在進行系で追加で発売されている
拡張を足せば

同じルールなのにもはや
無限大のバリエーションで
遊ぶことが可能という点も優秀

さて、なんで
3人で遊ぶのにオススメかと言うと
むしろ4人プレイが辛すぎるからです

なぜなら手番が遅れると不利なのに
なんのアシストシステムも
用意されてないから

4人目はかなりの確率で負けます

だから
ドミニオンを1番楽しく遊べるのは
3人だと思う

 

『ドミニオン 第二版』
2-4人用 /10歳以上 /約30分
作者 Donald X. Vaccarino
日本語版 ホビージャパン (2017)

基本セット▼

拡張▼


 

『カタン』

お!またカタンか!
と思われたあなた

鋭い

カタンを知らない
ピュアなあなた

よかったらこの記事を読んでね!

【コラム】万人にはオススメしない『カタン』- 近代ボードゲームにおける革命の狼煙 - #たのしいね

さて、カタンには
フルメンバーの「4人が最適説」を
提唱する人と

私のように
短い時間で終わるから
「3人が最適説」
を唱える人がいます

だって3人だと
大体40〜50分で終わるんですよ

早いときは30分強で終わるので
3人のときこそ気軽にやれると
私は思う

注意しないといけないのは
3人だとマップが
相対的に広くなるから

他のプレイヤーへの妨害が
難しくなること

そしてうっかりミスで
負けやすくなること

でも気にしなくていいんだよ
だってそんなのダイス目のせいだから!

気軽に「もう一回」と言いましょう
せっかく短い時間でおわるので

 

『カタン スタンダード版』
3-4人用 /8歳以上 /約45-60分
作者 Klaus Teuber
日本語版 GP(2015)

 

最近のカタンには
鉄道が出てくるアメリカ西部開拓版や
「ゲーム・オブ・スローンズ」版など
バージョン違いがある!

好みのテーマのものがあれば
そちらを遊んでみるのもいいかも

 

 

『 王と枢機卿』

3人ゲームを作らせたら
右に出るものはいない
ミハエル・シャハトという人がいます

この「王と枢機卿」は
そんなシャハトさんが生んだ
傑作ゲームのひとつ!

シャハトさんたら
奥さんと友人の3人で
ゲームを遊ぶことが多いらしく

3人に最適化されたゲームを
たくさん夜に出している

想像するたびなんだか
謎のシチュエーションですけど
そういうこともあるのかな?

さて「王と枢機卿」

プレイヤーは王様
ヨーロッパを支配したい

そのためには
いろんな地域のいろんな都市に

枢機卿を送り込んだり
修道院を建てたりして
権利を主張する

遊び方はシンプル!

3枚持った手札を
3枚まで使っていい

でもコマを置ける場所は2つまで
しかも1つの地域に限る

じゃーなんでカードを
3枚も使うかっていうと

普通は1枚あれば1つの場所に置ける

置けるのは出した
カードの色に対応する場所

でもさ
赤がどうしても出したい時とか
あるんですよ

そういうときは、
いらない青2枚を使って赤にする!
みたいなことが出来ちゃうんです

だから3枚だせるけど
2つまでしか置けない

そんなこんなを繰り返して
中間決算があって
いくらか点数が入って
さらに最後の決算のあとに
もっとも点数が高い人が勝ち

点数は
地域でもっとも多くコマを置いてる!
とか
このコマが途切れずに繋がってる!
とか
そういう時にもらえる

当然みんな自分よりも1つ多く
置こうとしてくるわけなんで
「邪魔や!!!」ってなります

 

『王と枢機卿』
3-5人用 /12歳以上 /約60分
作者 Michael Schacht
日本語版 ゲームフィールド(2014)

 

シャハトさんの作品には他にも
『コロレット』や『ズーロレット』
などがあります

この2つも当然のごとく
3人で大層面白く遊べますよ

 

あとがき:3人でボードゲームを遊ぶということ

2人プレイに関するオススメや
コラムをいっぱい書いたので
人数を増やしてみました

でもほんとは結構
3人てむずかしいチョイス

つまり3人がオススメしにくい!

オススメした3作は
本当に3人のときにはオススメだけど

ボードゲームしたいときはそもそも
3人になりそうなら1人減らすか
もう1人増やした方がいいと思います

でもとにかく今日はそんな
3人で遊ぶのにオススメの
ボードゲームをご紹介しました

参考にしていただければ嬉しいです

 

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この記事を書いたのは、まこと