これはなに?
箱を傾けて、中の駒を動かしてあそぶアクションゲーム。
閉ざされた8つの部屋には、2体ずつのヘビ、大きな蜘蛛、ゴースト、空飛ぶ目玉、3つの宝箱、1人の探検家がいる。
ついつい自分の手元に夢中になって、とっくに勝負がついていることに気がつかず、遊び続けちゃったりする。
どんなもの?
プレイヤー全員にひとつずつ、同じ箱と駒のセットが渡されている。
よーいどんで箱を傾けたり揺すったりして、指定された部屋に、指定された種類と数の駒を集める。
出来上がったら「パニックマンション!」と叫ぶと、答え合わせしてもらえる。
ちゃんとできていたら得点。たくさん上手にできた人が勝ち。
たのしいね!
パニックマンションていうから、パニックになっているマンションに秩序をもたらすてきなゲームを想像していたんだけど。
パニックになるのはプレイヤーたちでした!
写真をよく観ていただきたいんですけど、部屋と部屋の仕切りには小さなドアみたいな隙間があって。そこに駒をくぐらせるわけです。
宝箱とかはすべすべだし小さくてまあ素直なんですけど、冒険家とかゴーストはひっかかって言うことを聴いてくれなかったりするからたいへん。
ボール状の目玉なんかすぐ転がって転がり過ぎちゃうから逆に困る。
最悪なのはヘビです。
ヘビは横になったらドアをくぐれないのはもちろん、縦にしていたってくねくねがひっかかるんですよ。ヘビを動かしたいときだってそれが邪魔なのに、他の駒を動かしたいときにヘビがドアを塞いだりするわけです。これがものすごく邪魔!
ヘビが―!ヘビが―!とか叫んで嘆いてるうちにパニックマンションされてしまいます。(他の人が完成させた合図)
ひとつ買うと箱が4つついてくるので、4人まで遊べるんですけど。つまり2つ買ったら8人まで同じゲームできるんですよ。
あなたも遊んでみたら、2セット買いたくなる人の気持ちが分かると思う。
パニックになりがち、なかよし。