これはなに?
タイルを並べて自分の街を作るボードゲーム。
アメリカの Z-man games の作品で、日本語版は存在しないようですし、もしかしたらもう手に入らないかもしれない。黄色い箱が目印です。
どんなもの?
タイルにはすべて番号がついていて、最初から最後まで親プレイヤーが引いた番号に従って並べていく。全部は使わない。
各プレイヤーが選べるのはタイルの置き方つなげ方、そして観光客の誘導の仕方の2つだけ。街は最終的に、4枚×4枚の広さに収まるようにします。
得点の獲得方法が地形別になっているので、何を優先するのが得になりそうかを予想しながら街を広げていきましょう。
もっとも観光客を喜ばせる街を作った人が高得点で勝ち。
たのしいね!
みんな同じ数、同じ絵柄のタイル、そして同じ数の観光客駒を持っています。
そして引けるタイルの番号もみんな同じ!
徹底的に同じ条件でやっているはずなのに、それぞれの街がぜんぜん同じ形にならないんですよ。不思議。
ルールが初級~上級に用意されているのですが、地形ごとの特色がちゃんと出て来る中級以上のほうが遊びやすいのかなと思いました。
遊んだルールでは、黄色い「建物」区画と、緑色の「公園」区画はつながっている広さが大きければ大きいほどよく、水色の水面区画には観光客が置けないけれども、隣接するオレンジ色の「テラス」の区画から直線状に並んでいる水面がすべて得点になる、という感じでした。うろ覚え。
欲しい区画のタイルが来るかどうかは運ですが、引いたタイルを好きなように配置して、好きなように駒を置いて、他のプレイヤーから邪魔されることなく自分の街を育てていけるところにたのしみがあります。
できあがったら他の人の街を眺めて、別の世界線を眺められるのも面白い。
タイルのゲーム好き、なかよし。