みんな大好き
ドラゴンのゲームです
ドラゴンたちは
とっても大好きな宝石を集めたい
宝石は氷の柱の中にある!
だけどチビドラゴンなので
あんまり強力な炎は吹けない
だからパパドラゴンに
協力してもらって氷を溶かす
溶け出た宝石を集めよう!
どんなゲーム?
最も大事なのは運です
運命に少しだけ
ほんのすこしだけ
関与できるゲームです
みんなの真ん中には、
10cmくらいのクリスタルなリング
これが重なっていて柱になっている
柱の中にはジャラジャラの
宝石が詰まっています
プレイヤーたちはチビドラゴン
まず1人ずつ
今回貰えそうな
宝石の色を決めます
そのあと氷のリングを
1つだけどかします!
どかす人は
なんとなーく自分の欲しい色だけが
地面に落ちるように狙います
ほんとに狙えてるかって言えば
ん~狙える気はするんですけど
あとリングの周りには
小穴が3つも空いていて
この穴に落ちた宝石は
チビドラゴンたちはもらえない
パパドラゴンのものになるので
この穴に落とすことも
狙えるっちゃ狙えるような
とはいえ狙っても
何色の宝石が落とせるかは
ちょっとね、、、
そう!
このゲーム!
運です!!!!
ほぼ運
たのしい運
たのしいね:遊んだ感想とレビュー
運命って残酷ですよね
そしてめちゃくちゃ面白い
このゲームはまず
見た目のヒキが強いんですよ
一目でたのしそうじゃないですか!
しかも遊んだら
ほんとにたのしいんですよ
運のゲームとはいえ
よく練られたゲームで
特に子どもが遊ぶことに対して
よーく考えられてます
色を選ぶのも
他の人と同じ色には出来ないように
タイルを選ぶ方式だし
今回誰がリングをどかすかも
パパドラゴンの駒があるから一目瞭然
そしてなによりも
手に入れた宝石は
自分の手元に見えるように
置いとくわけではなくて
自分が担当する
「ドラゴンの洞窟」に隠すんです!
これが最高!
貯金箱にお金を入れるような
ドキドキ感もあるし
目の前から宝石がなくなるから
常にリングを集中して見られます
ゲーム中になんでかずっと
資源の山が気になる子どもとか
いますよね、大人もね
宝石が手元にないので
手遊びしてる子もいません
なにより
他人がどれくらい点数を
取れているのかわからないので
「わー!もうお兄ちゃんに勝てない!やだ!やめる!」
みたいなことにもなりません
子どもってなんで
この世の終わりみたいに
深刻になれるのかな?
うらやましい気もしますけど
これねー
最高のゲームですよ
大人だってたのしい
わたしは小さい子向けルールの
「宝石タイルを最初に選んだのからずっと変えない」
というやつで遊ぶのが好きです
毎回変えるよりも
「わたしの色だ!」と思い入れもできるし
なにより毎回変えるのはちょっと面倒
だってどうせ運だし
狙えるっちゃ狙えるけど
あなたもキラキラした運命で
遊んでみて!
『きらめく財宝 / Funkelchatz』
2-4人用 /5歳以上 /約15分
Lena and Gunter Burkhardt
HABA (2017)
この記事を書いたのは、まこと。