#たのしいね

ボードゲーム作家2人が、日頃の楽しかったことばかりを書いておくので、何かの参考にしていただければ幸いです。ボードゲームの話題は「#ボードゲームたのしいね」に書きます。

【ボードゲーム】フランスの都市をモチーフにしてるけどジャパン『カルカソンヌJ』

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これはなに?

タイルをひいてはつなげて、「ミープル」と呼ばれる人型のコマ「ミープル」を置く。

テーブルの上に広がっていく風景が、かわいくて賑やかで楽しいゲームです!

 

どんなゲーム?

2001年にドイツゲーム大賞を取った名作ゲーム『カルカソンヌ』の現行版です。気になる「J」の文字がついていますが、いま最もプレーンなエディションとなります。

「カルカソンヌ」の基本的な遊び方といたしましては、正方形のタイルがわんさかありまして、自分の番が来たらそれを1枚引くわけです。タイルは場に並べているタイルの地形とつながるように配置します。つなげたタイルに、まだ所有者のいない地形があれば、自分のコマを置いて所有することができます。

地形の種類や大きさによって、得点が得られるってスンポー。

50点ごとに1周できるトラック風の得点ボードの上で随時ミープルを動かしながら遊ぶので、ゲームの現在の展開を視覚的に把握できるところも盛り上がります。

 

たのしいね!

「J」は無印版と何が違うかと言えば、無印と同じ基本セットの他に、追加ルールで遊べる観光地タイル、川地形タイル、そして修道院長コマが付属しています。

なんのJかと言われれば、まちがいなくJAPANのJ。

ノーマルルールの「修道院タイル」と入れ替えて使う観光地タイルに「鎌倉の大仏」「姫路城」「五稜郭」など日本の観光地のイラストがあしらわれているのです。

本来拡張版で別売りとなっていた追加ルールが最初から3つも付いていて、お得になったのがこの「カルカソンヌJ」と言えましょう。無印版と同じプレーンな遊びも、追加ルールをひとつずつ追加することも、3つとも全乗っけすることもできます。

ボードゲーム初心者の方にも遊びやすく、慣れた方には掘り下げて楽しむことができ、ゲームをしながらできあがっていく風景もフォトジェニック。こんなにいろいろ満足させてくれる作品はなかなかないんじゃないでしょうか?

おすすめ!

 

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カルカソンヌ大好き、なかよし。