カルロゼンさん原作の漫画です
カルロさんと言えば幼女戦記が売れまくってますね
そんな方が書いた戦争ものです
タイトルもイカしてますね
どんなお話?
終戦後の共和国
二つの大国間の協定や思惑の摩擦に
モロに巻き込まれる
血と硝煙
塹壕と鉄火場から離れ
国内の鬱憤を逃す役目を担うのが
通称「オペラ座」
売国機関と呼ばれる彼らの
愛国者への仕打ちが
躊躇なく凄まじい作品です
たのしいね、読んだ感想
とにかく
女性が強いのが好きなんです
今作品の主人公
ヨランダ少佐はかなり強い
そして思想的でもある
その思想は
決して賛同できるものではないが
理解できないほど
遠いものでもないし、
哀しい
そう哀しい
この物語は、
同じ作者の『幼女戦記』の様に
爆発的に売れたりはしないかも知れない
なぜなら
戦争や人間の見たくない部分を
切り取ってみせられている
心理描写や情景描写が複雑だし
輪をかけるように様々な思惑が
入り組んだストーリーとなっている
読み手の移入する思想が
安易に偏らないよう
慎重に描かれてはいるけれど
やはり引き摺られる
わたしは戦争は好きではない
好きではないけど
その話には惹かれるものがある
見たことがないと言う興味だと思う
この漫画はその好奇心を満たして
なお魅力が余りある作品だ
単行本発売記念のPVがあって
既に声がついてるので
ぜひアニメ化まで行って欲しい作品です!
万人にはオススメしませんが
陰惨で狂気に満ちた舞台に
興味がある方は人は是非どうぞ
この記事を書いたのは、まこと