#たのしいね

楽しかったことばかりを書いておくので、何かの参考にしていただければ幸いです。映画とかボードゲームとか、ときどきミュージアム。

【マンガ】未完の絶筆『鮫島、最後の十五日』

鮫島、最後の十五日 20 (少年チャンピオン・コミックス)

生きていれば
未完の絶筆にあたることもある

『グイン・サーガ』や『花と火の帝』
『トリニティブラッド』などなど

「出ない~!あの作家全然描かない!」
とか言ってても

いつか続きを
読ませてくれるだけでありがたいんだ

『ブラックラグーン』だって新刊が出るし
『ファイブスター物語』は新章だぞ!

絶筆を目の当たりにすると
作者がその作品を
どれだけ好きだったかと思う

物語の凄みが
命を削ってでてきているものだと
再認識するからだ

『鮫島、最後の十五日』は、
漫画家佐藤タカヒロさんの絶筆となった

 

どんな作品?

鮫島という力士が
横綱に挑むまでの物語

三部作の第三作

『バチバチ』から
『バチバチ BURST』を経て

主人公、鮫島鯉太郎の活躍の
集大成となる予定だった

 

 

たのしいね!

作者の佐藤さんが
亡くなったのは本当に哀しい

しかし物語は
本当に本当に面白いしたのしい

相撲は国技ではあるけれど
それをテーマにした作品は多くない

是非どちらも読んでみてほしいのだが
あえてここは『火ノ丸相撲』を
引き合いに出す形で少し語りたいと思う

作者同士は面識がないようだから
相手に対してどう思っていたのかは
私は知らない

でも同じ相撲漫画だ
ライバルという思いも
あったかもしれない

 

『火ノ丸相撲』は、
『バチバチ』シリーズよりも後発で
現在、週刊少年ジャンプにて
連載中の人気相撲マンガだ

『火ノ丸相撲』に登場する力士は
「二つ名」を持っていたり
土俵で「必殺技」を放ったりする

ライバルや仲間に
焦点が当たるエピソードもあるが

あくまで話の中心は常に
主人公、火ノ丸に置かれている

 

『バチバチ』シリーズは、
週刊少年チャンピオンでの連載だった

掲載誌の影響も大きいのだろう
バチバチは不良や人情の話が多く
また時折ギャグも入ってくる

時に長い長い話数を使って
仲間やライバルを描写するような
エピソードもある

登場人物それぞれの過去があり
その各々の人生を背負って
主人公の鮫島の物語に登場するのだ

だからとても泥臭い回もあり
そういうところに泣けることもある

『バチバチ』と『火ノ丸相撲』は
どちらもとても好きな作品なので
私は読み比べて読むことが多かった

 

『鮫島、最後の十五日』の
最終巻となった20巻には何と

『火ノ丸相撲』からの
色紙が寄せられている

是非『バチバチ』を1巻から読み進んで
『鮫島、最後の十五日間』の最後に、
この色紙に添えられた言葉を読んで欲しい

 

 

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この記事を書いたのは、まこと