新体感サバイバルホラー、『クワイエット・プレイス(原題:A Quiet Place)』です。(ポスターに書いてあるまんまを言ってる)
公開二週目ですかね?
タイミングが合ったので観てきました!
『クワイエット・プレイス』
人類の危機をかろうじて生き延び暮らす、一家の物語です。
とりあえず予告編▼
ネタバレに配慮した感想、解説
舞台はアメリカ。
都市部からはずいぶん離れた郊外、すこし田舎にも見える地域です。
サバイバルホラーって書いてありましたけど、私には普通に近未来SFかなと思いました。
近未来というほど未来ではない、見方によっては終末もの。人類の存亡を脅かしている原因は、音に反応する謎の存在なわけです。
そういった事情を背景にして、この映画の全編に登場するのはほぼ、とある家族のみ。
まだ若い父親、母親、そして子どもたちが、生き延びてしまった世界で、親子の関係、子どもたちの将来、人類の未来への憂いなどを交錯させます。
音を立てずに暮らすことで生まれる閉塞感が、非常に新鮮でした。こんなに息苦しいんだな~って思います。
怖すぎないけどちゃんとドキドキするし、どうなる?どうなる?という前のめりの気持ちで観ていられる映画です!
ネタバレに配慮しない感想
・映画館て上から音がするんだな~って思いました。いろんなところから鳴る音の臨場感がかなり味わえる作品ですよね。おうちだとどうなんだろうな。
・最初は戸惑ったけど、あのクリーチャーたちがどれくらいのどういう音に反応するのかって基準があんまり明確でないところ、観終わる頃には逆にいいのかも知れないな?って思えてきた。
・大きな音でごまかせるなら、みんなあの滝のそばに住めばいいのにね。魚も取れるし。赤ちゃんが泣いても安心だ。
・あいつ頭以外はめっちゃ固いのかな?銃が通じないのかな?あの生き物と人類との戦いについては、ビジュアルでもっとよく観たかった気がするなあ。
・あの鈍器か斧かみたいなやつで一発ぐらい殴ってみてほしかった。
・人類ってあれ食べられちゃってるの?襲われるだけ?
・人類以外の動物はあんまり襲われてないっぽい?
・あの分なら、いろんなところに人類生き残っていそうだなあ、よかったなあ。
・あいつら食べ物なくなったら勝手に死なないのかな。いろいろ謎を抱くのが楽しい。
・裸足よりスニーカーのほうが音が立たない気がする。砂は雨が降ったら全部リセットされて絶望が深そうだから廃止したほうんじゃないかと思った。
・平日夜の回、お客さんの入りは100人いかないくらいだったかな。女性同士のお客さんが結構多かった。悲鳴は1回も上がらなかったけど、観終わったあとむっちゃ泣いた~って言ってる人がちらほらいた。だからこれは泣ける映画です。
・マイベストシーン▶ショットガンをガシャコン!ってするところ。うおおエミリー・ブラント!!!ってなった。すげえよかった。
この記事を書いたのは、なかよし。