ところでみなさんは、
インディアンポーカーって
ご存知ですか？
頭の上にカードを掲げて
自分のカードだけが
見えない状態で
その場にいるみんなの
カードの数字で強弱を
予想と勘で競います
自分が強いか弱いか
みんなの反応を見ながら
判断していくのが楽しい
この『コヨーテ』も
まさしくそんな感じ！
他の人のカードはわかるけど
自分のカードだけわからない
そんな状況で遊ぶゲーム
たくさんの人が
集まったときほど面白くなるので
是非大勢でやってみて欲しい作品のひとつ
どんなゲーム？
プレイヤーは1枚ずつ
カードを持ってます
自分だけが見えないようにして掲げる
お互い自分のだけが見えないし、
お互い他の人のカードは全部見える
その状態で
「全員のカードの合計はいくつか」
を答えるゲームです
最初のひとりは最低いくつかを
自分のセンスで予想して答える
次の人はそれをヒントに
自分のカードを予想して
もうすっかり
騙されてるかも知れないけど
前の人より大きい数を言うか
「コヨーテ」を宣言して嘘を見破る
例えば！
前の人が「15」と言ったなら
あなたの選択肢は２つ
①「前の人より大きな数字をいう」か、
②「コヨーテを宣言」してください。
選択肢①前の人より数を1つ以上あげた数を宣言する
もしあなたが「18」とか「21」とか、
とにかく大きい数を宣言したら
つまり1以上数をあげたら
また次の人が
同じ2択を強いられます
選択肢②コヨーテ！を宣言する
もし「コヨーテ」を宣言したら？
自分のカードを含む
みんなのカードを一斉に見て
場の本当の合計数を確認します
おっとっと！
場の合計数が「19」だったとしましょう
「15」と宣言した人は
最低でも15はあると考えていたので
セーフです！
コヨーテ宣言をした人は
合計数が「14」以下だと
考えたわけですからアウト！
こわーいコヨーテは
あなたのところにやってきて
身代わり人形が
1体減ってしまいます
身代わり人形が
なくなってからかじられた人は
負けてゲームからいなくなっていく
たのしいね！
嘘！
嘘うそウソ！
嘘ばっかりじゃないか！
みんな自分の数だけ
見えてないもんだから
予想するときの不安がすごい
カード枚数の構成は
カードの裏面に
書いてあるから
いつでも予想の参考に
できるんですけど
え？みんな余裕そうだな
もしや俺が持ってる数は20？とか？
みたいな
弱気な心になったら
そう
既に場に飲まれてる
既に負けてるんです
強気で
かつ慎重に
相手の嘘やハッタリを見破り
うまーくやれる人が強い
と思います
このゲームはカードを
1枚しか持たないので
なんなら遊ぶのには
テーブルが必要ありません
お花見や居酒屋なんかでも
場所を取らずにやれるからオススメ
ディズニーランドでの
待機列なんかにもやれるからオススメ
ルールはやってみるまで
ちょっとピンとこないところが
あるかも知れない
だから最初は
マイナスとか2倍とかの
特殊なカードは
山札から抜いてしまって
普通の数字のカードだけで
遊んでみることもオススメします
すこーしずつ
マイナスのカードや
特殊なカードを足していくと
だんだんゲームは
ダイナミックになっていき
ゆっくりじわじわと
不安が増していきます
『コヨーテ / COYOTE』
2-10人用 /10歳以上 /約15-30分
作者 Spartaco Albertarelli
日本語版 ニューゲームズオーダー (2015)
なかよしさんは足し算が苦手、まこと
