これはなに?
TAGAMI GAMES(タガミゲームズ)さんによる、おてがる推理カードゲーム。
カードに描かれたキャラクターの中から、殺人事件の犯人を探します。
他のプレイヤーよりも早く真犯人を当てられたら、勝ち。
被害者と犯人が遊ぶたびに切り替わるだけでなく、ゲーム展開を左右する効果を持つ一部登場人物たちも入れ替えられます。
どんなもの?
登場人物は、8人の家族と何人かの使用人。
カードには1枚に1人ずつキャラクターが描かれている。
福澤家の親族のカードは2枚ずつ存在していて、その中から1枚ずつが「犯人」と「被害者」として手札から除外されていることが、最初の手がかりになる。
プレイヤーは探偵として、カードを使ったり交換したり見せあったり、奪ったり奪われたりしながら、犯人として伏せられている人物を推測します。
たのしいね!
「あてずっぽ」を要求されるのは、他ならぬプレイヤー。
つまりこれは「あてずっぽ探偵」となって遊ぶゲームです。
あてずっぽを外してしまった探偵は、真犯人に殺されてしまいゲームから脱落=敗北となります。手堅く情報を集めてからにしたいのは山々ですが、それは他のプレイヤーも同じこと。
勝利の条件は他の人よりも早く真犯人を宣言することなので、ある程度の段階でまんまと「あてずっぽ」に走らざるを得ないところがポイント。
ある程度の「あてずっぽ」が必要になるので、厳密な論理ゲームにはなりにくいところも、ちょうどいい気軽さになっています。
敗北した探偵の手札はすべて隣の探偵に託されるので、渡された人はいきなり情報が豊かにります。使用人カードの使用効果もやたらパワフルというか理不尽だったり。厳密な公平感を保たないような意志を感じるところも個人的には好感触。
もちろんそういう大振りな効果のカードは除外してなるべく厳密に遊ぶこともできるんだよ。親切だね!
あてずっぽに走れなくてモタモタ、先を越されるタイプのなかよし。