今日は魚釣りがテーマのボードゲームについて!
魚釣りにはもう、何年も行ってないですねえ…。
まあ行ったことあるという記憶だってそもそも、何歳かも忘れた子どもの頃。どっかの釣り堀みたいな池でやったので、魚釣りなんかしたことないってことでもいいのかも知れない。
それより水族館に行った回数のほうが遥かに多いのは間違いないです。
水族館で観るのは好き。
みなさんはお魚、どうですか?
どんなゲーム?
さて、このゲームに使うのは、特製のサイコロ4つ。大量の魚コマ。そして箱!!
手番になったら箱の網を片手に、4つのサイコロ全部を振ります。
サイコロの目は、ハズレ、1匹、2匹のほか、出た目を2倍する目、そして釣り針。
基本的に、出た目の数の魚を網に入れる。
黄色は1匹、赤は5匹分として数えます。翻訳版の説明書によると、この魚は「シタビラメ」らしい。
ひとひねりあるのは釣り針で、通常は公共の場の魚を受け取るのだけれど、釣り針が出ていたら他のプレイヤーの手元の魚を受け取る。
魚の目が出ているサイコロは、任意で振り直すことができ、さらに魚の目が出れば、追加で受け取る事ができる。
振り直さない場合は、いま網に入っている魚を手元に引き取れます。
もし最初から魚の目が出なかったり、振り直した結果魚の目が出せなかったら、その手番に受け取れる魚はゼロになる。
大漁を狙うには、何度もサイコロを振りたいけれど、すべてを失うと思うと悩ましい。
もちろん一番たくさんの魚を釣った人が勝ちです。
たのしいね:遊んだ感想
骨子だけを残して製品化してみました!といわれたら信じてしまうくらい、余分なところのないシンプルなルール。
ゲームとしては一見頼りなさそうですが、サイコロの魔法がよく機能しておりちゃんと盛り上がります。得点となる魚コマが、手元にどんどん増えていくのも楽しい。
無謀に見える挑戦をさせて大逆転できたり、勝ってる人が調子に乗って大失敗したりして、笑いましょう。
2~8人とプレイ人数の幅も広く、すぐ説明できてぱっと遊べるので、手元に置いておくと何かと使い勝手も良いボードゲーム。
そろそろ店頭在庫が尽き始めてる様子なので、欲しい人は早めにチェックしようね。
で、これはほんと、ゲーム的にはどうでもいいことなんですけど。
翻訳ルールにはかなり繰り返し繰り返しで「シタビラメ」って書いてあるからどんな魚か気になっちゃって。原文のドイツ語を調べてみたら単語の訳は「アカガレイ」ってなってるんですよね。
魚食い民族たる日本人的には、ヒラメとカレイの差はでかい気がしませんか?
シタビラメってそこそこ特徴的な見た目なので、パッケージのイラストは色味と形的にもアカガレイの方に近いと思うけど。どうでもいいと思われてそう。だってそもそもヒラメとカレイ書き分ける気なさそうだし。
でもほんとのほんとは、どっちなんだろうな、シタビラメ、アカガレイ。
味は、どっちがどんなふうに美味しいんだろうな!?(ここが本題)
『大漁だ! / Schollen Rollen』
2-8人用 /8歳以上 /約20分
作者 Riner Knizia
AMIGO (2017)
この記事を書いたのは、なかよし。