#たのしいね

ボードゲーム作家2人が、日頃の楽しかったことばかりを書いておくので、何かの参考にしていただければ幸いです。ボードゲームの話題は「#ボードゲームたのしいね」に書きます。

月に向かって、高く、高く『キャッチ・ザ・ムーン』

f:id:tokyonakayoshi:20180314230304j:plain

これはなに?

月に向かってはしごを伸ばす!

おしゃれな見た目とは裏腹に、なかなか難易度の高いバランスゲーム。

 

どんなもの?

自分の番が来たら、月に向かってはしごをひとつかけます。どのようにかけるかは、サイコロによって決まります。

はしごを崩してしまったり、サイコロに従えなかったら、月の涙をひとつこぼす。

月の涙が7つともこぼれてしまうか、かけられるはしごがなくなったらゲーム終了。

 

ちなみに、冒頭のはしごの状態を別角度から観てみると、こんな感じでした。

f:id:tokyonakayoshi:20180314233511j:plain

これでまだまだ中盤くらいでしたね。

崩れてしまうとはしごが減ってしまうので、ゲーム中のはしごの規模としては最大級でした。

 

たのしいね!

いびつなはしごを、いかにカッコよく載せられるのか?

これはそういうゲームだと思います。

いちおう、失敗すればするほど得点が下がって負けに近づく。というようなルールになってはいるのですが、そんなことはどうでもよろしいのでは?

自分が勝つために、載せられて当たり前のところに載せたり、勝つためだけに、次の人が崩しそうな形にしようなどと余計なことを考えて自分で崩してしまったり。そんなのダサさの極みといえましょう。

サイコロを振って出されたお題のなかで、どれだけ難しそうな可能性を見出し、それを実現できるのか。そういう自分との戦いを称え合えるところに、人の営みの美しさがあるような気がいたします。

とかなんとか言ってる余裕は実はそんなにない!程度の難しさのゲームです。

 

f:id:tokyonakayoshi:20180314234237j:plain

ムーンをキャッチ!
なかよし