『Wein!』とは違うゲームだから気をつけてね。
こちらの箱に書かれているタイトルとしては『Vienna』。
アート担当はミヒャエル・メンツェル先生です。
どんなもの?
サイコロの馬車でウィーンの街を駆け抜ける。
なるべく多くの人に謁見したり、道端で小銭を拾って、勝利点を集めましょう。
ダイスの目に応じたマスに止まれば、ポイントや効果を得られるけど、通り過ぎたマスには戻れない。
そして各マスは早い者勝ちで1人しか使えないから、他のプレイヤーとも駆け引きがある。
たのしいね!
サイコロはみんなに5個ずつ配られる。
それをいっぺんに振れるので幸福。
サイコロいっぱい振るから運ゲー?
いやたぶんそれは違う。
と、思う。
さっそくこちらの資料をごらんください。
真ん中に青いロボがありますね。
ロボはゲームと関係ありません!
が、この日、青は私のプレイヤーカラーでした。
確認して欲しいのは、ロボの周囲です。数字が並んでいますね。
いくつかの数字の上に、青、赤、緑の丸い駒が置かれています。
それらが、各色のプレイヤーの現在の得点状況を示しているのです。
いいですか、ゲーム中のある時点で。
緑、20点。
赤、18点。
青、13点。
3人プレイでダントツびりなわけですよ、青。
確認しますが青は私のプレイヤーカラーでした。
青、is、me(なかよし)。
だいたいですね、ラウンドごとにみなさん、3~5点くらいは獲得されるんですよね。
青のこのダントツなビリっぷりは、何ラウンドかを無為に過ごさないとこうはならないわけです。
このゲームは誰かが25点取るのが終わりの合図なんですよ。
緑、20点。
赤、18点。
青、13点。
序盤からの積み重ねで、後半は点数を安定的に狙えるようになっていくので、まあつまり、終盤にさしかかって5点以上遅れてるってのは、どうがんばったってそうそう覆らないような点差です。
なにせあと1~2ラウンドでそこらでゲーム終わっちゃいますからね。
たしかに、もっといい目がなかったわけではないです。
たしかに、欲しい時に欲しい出目が出たわけではなかったです。
でもそんなのみんなおんなじです。
だからこのビリっぷりは、出た目が悪かったからではないのです。
ぶっちゃけぼやっとしながら街を2回ほど素通りして、気がついた頃には点差がえらいことになってただけなのです。
つまり、運とかそういう次元の話ではないのです。たぶん。
次はあなたも、ウィーンの街でサイコロを転がしてみては?
グッドラック!
なかよしっしっし☺