たいへんだ!
誰かのペットが、こんなところでうんちしやがった!
というわけでこれから、犯人を探します。
どんなゲーム?
プレイヤーはみんな、6種類のペットを飼っています。
うんちの山を囲んだ全員が、うんちをしっぱなしの容疑者です。
お互いを疑う、みにくい罵り合い。
いったい誰のペットがうんちをしたのか?
「うちのカメじゃないよ、だれかのウサギだよ!」
「ウサギじゃないよ、オウムだよ!」
「オウムじゃないよネコだよ!」
「ハムスターだよ!」
「金魚だよ!」
疑われるたびに、自分のペットをすばやく差し出して潔白を証明しよう。
差し出した者だけが次の犯人探しの権利を得られるが…もしすでに誰も持っていないペットを疑ってしまったときは、自分が犯人です!
うんちの罪を押し付け合え!
これが犯人の目印、うんちチップ。3個集めたら負け。
はっきり言って優勝です。
もう優勝ですよ、こんなの。
うんちチップで優勝です。
しかも押し付け合うんですよ?
いちおう厳密には、誰がどのペットを出し終えたか、出し終えてないのかを覚えながらプレイするメモリーの要素や、指定されたカードを早出しするアクションの要素もあるんですが、はっきりってそんなのどうでもいいですよ。
うんこはいやだ、うんこはいやだ。
そういった感情だけが、人を動かすんですよ。そういった人生の艱難辛苦がよくわかるゲームでした。やっているうちに記憶とか作戦とか構っていられなくなって、誰もがその場しのぎの言い訳を繰り返すだけの人になっていくことでしょう。俺じゃねえ、俺はやってねえと。
それでもいつかはバレるんです。
証拠を突きつけられてしまう。そしたらもうそれ以上の言い訳なんかしても無駄ですよ。粛々とうんちを受け取る。しょうがないです、犯人なんだから。
あきらめが肝心な場面もたくさんありますよね。
ちなみに今日の真犯人は、紫色の飼い主のまことさんでした~。
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3-6人用 /6歳以上 /約20分
日本語版 テンデイズゲームズ(2018)
この記事を書いたのは、なかよし