これはなに?
『デューン/砂の惑星』は、実は別の監督で撮影されるはずだった。
幻の映画を追うドキュメンタリー作品!
どんなもの?
ホドロフスキーという映画監督がいる。
バンド・デシネの編集者としての名の方が通っているかもしれない。
とにかくこの監督が、天才だけを集めて作ろうとした作品。
それがDUNE!!
たのしいね!
様々な天才が出てきます。
まず、ホドロフスキー自身が天才肌です。直感を信じて人を雇用するタイプ。そして息子はそれに巻き込まれる。
さらに、バンド・デシネ界の天才や造形界の天才(あのギーガーだよ?)などなど。
きわめつけは、ダリ。
サルバドール・ダリが俳優として、ラスボスとして出てくるのは奇想天外すぎる。
しかもダリは、「わたしのギャラはハリウッド史上最高額でなければならない!!!」と主張。結果、5分間の出演に1分につき10万ドルのギャランティでの契約。すごすぎる。。。
その他も、なんともまー、そんな条件ある?とかそんな人いる?みたいなスター選手ばかり。ホドロフスキーのDUNEを撮るためにはそこまで極まった戦士たちが必要だったのです。
ちなみに、デイビッドリンチの「デューン/砂の惑星」は見る価値はないと思うので、このドキュメンタリーのほうを見て欲しいです。
そのあと、気が向いたら原作小説もお読みください。いまなお面白い作品です。
あの映画のあの部分はホドロフスキーさんの功績であったか!まこと