ドラゴンと財宝の眠るダンジョンに冒険にでかけよう。
お宝をたくさん持ち帰った人が勝ちだよ。
どんなゲーム?
敵と遭遇したり、財宝をとるために、物音を立ててしまう様子…それがタイトル "CLANK!" の意味するところです。
一見すごろく風のボードですが、移動したり、戦いなどのイベントをこなすのには、カードを使います。自分のカードや所持金を増やしながら、生きて財宝を持ち帰ることを目指すゲームです。
みんなで一斉にダンジョンに潜り始めますが、協力ゲームではないので、プレイヤーごとの得点を競います。
なぜならこの洞窟には、恐ろしいドラゴンが眠っているのです…!
財宝の眠るダンジョンにはドラゴンだけでなく、ざまざまな危険があります。
移動や戦いで傷ついたり、ドラゴンに襲われることで、自分のライフを失っていきます。
ライフがなくなったプレイヤーはゲームから脱落。そして、他のプレイヤーが地上に帰ったのにモタモタしていると、崩れる洞窟に取り残されてしまってやはり脱落となります。どれだけお宝があっても、もう何の役にも立ちません。
基本的には財宝をたくさん取得したいゲームなのですが、中盤以降はどうやって生き残るか?という判断も重要になってきます。
財宝はなるべくたくさん、ただし行動はなるべくはやく、そしてどこで何をするにしても、なるべく静かに。
でも、もし幸運にも、自分だけ体力に自信がある状況になったら。
勝利のためにはわざと物音を立てて、ライバルたちにドラゴンをけしかけてみるのも、いい手段かもしれませんね…!?
たのしいね!
大胆に動いて物音を立てたプレイヤーほどドラゴンに襲われやすくなる仕組みになっていて、おもしろかった。
(プレイヤーごとに色分けされた物音キューブをためていって、ドラゴンアタックのタイミングでぜんぶ袋につっこみ、袋から自分の色が出た分だけダメージを受ける)
今回は3人で遊んだ。
小銭を稼いでさっさと逃げる作戦のニゲニゲ系冒険者と、がっつり潜ってがっつり稼ぐ作戦のガツガツ系冒険者の間で、私はどっちつかずの立ち回りになった。
結果的には、はやばやとゴールしたニゲニゲよりも多くの宝をぎりぎり持ち帰ることができ、もっと得点の伸びていたガツガツは地上に戻れず死んでしまったので、いちばん勝った。
勝ったけどもらい事故みたいな勝利だったので、次はもっと、何をやるぞっていうのを決めて取り組みたいですね~。
<すこしマニアックな感想>
デッキ構築系と呼ばれる部類のゲームと思われる。だけどボードがあって駒があってお宝があって、カードと得点だけで終始しないので、なんとなくその場その場で目的を持って遊びやすくて、よかった。チキンレースにもなっていて、がんばりすぎるとすべてを失うところも笑えます。
『クランク / CLANK! a deck building adventure』
2-4人用 /12歳以上 /約30-60分
Renegade Game Studios (2016)
続編?拡張?も気になるね、なかよし

Ratchet and Clank(輸入版:北米) - PS4
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