#たのしいね

ボードゲーム作家2人が、日頃の楽しかったことばかりを書いておくので、何かの参考にしていただければ幸いです。ボードゲームの話題は「#ボードゲームたのしいね」に書きます。

火山のお宝を狙う5匹『メモアァール!』

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これはなに?

火山に埋まったお宝を集めましょう!

単純な記憶だけでなく、動物ごとの能力を駆使してうまく外のプレイヤーを追い詰めていくことも重要になるゲーム。

 

どんなもの?

手番が来たら、ふせられたカードをめくります。

動物か地形が前の人のものと同じであればクリア。つながらなければ失敗。失敗した人が抜けていき、最後まで残った人がお宝を得られる。

これを繰り返して、たくさんお宝を集められた人が勝ちです。

カメ、ペンギン、セイウチ?、タコ、カニの5種類の動物が、お花畑、海、森、火山、砂漠という5種類の地形に登場します。つまりカードは5×5でぜんぶで25種類。そのうち1枚はゲームから除外しておくので登場しません。

ゲームスタート時に自分だけが確認して置ける3ヶ所のカードや、めくった動物ごとのアクションをうまく利用できるようがんばります。

 

たのしいね!

覚えたものをめくるだけなら単純な神経衰弱となめてかかってしまうかもしれません。

ところがめくれる条件が各カードに2種類あるために、ずいぶんちがった展開になってきます。あのカードはペンギンだなーと思っていると、他の人に地形つながりでめくられてしまったりするわけです。

そしてこのゲーム、すべてのお宝を集め終わるまでカードの配置は維持されるので、ゲームが終盤に近づくにつれて、みんなが覚えているカードが増えていきます。そこで、動物のアクションが活きてくるわけです。

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「しまったあそこなんだっけ~?」と思ったらペンギンの出番。自分だけがふせられたカードを確認することができます。

なかなかえげつないのはトド。「このカードをめくってはいけません!」という指定ができます。覚えているカードを封じられるのってキツイんですよ。

カードの位置を動かすタコとか、2枚めくることを要求してくるカニとか。アグレッシブなメモリーゲームが楽しめちゃうわけです。

動物のルールは追加しないままでも遊べますよ。

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私が遊んだ時はエッセン直後の外国語バージョンだったのですが。

このたびホビージャパンさんから日本語版として発売されることになったそうです!

これで国内でも買いやすく、遊びやすくなりました!

日本語版パッケージもかわいいのでは?
うれしいね、あそんでね。

すぐに遊べて盛り上がれるおすすめゲームですよ。

 

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ところでなかよしさんも、5×5の25枚のカードでいろいろ遊べるゲームを作っておりますので、どこかで見かけたら遊んでみてね。

夜明けのヨーヨー(新作情報の告知) | 東京なかよしデザイン | ゲームマーケット