これはなに?
見た目と実際の難易度のギャップがすごい!
実にウォンキーなバランス系ボードゲーム。
どんなもの?
カードは使えるブロックを示す。
手番が来たらカードを出して、そのカードが示すブロックをひとつ積む。
手札を全部出し切ったら勝ち。
9個目を積み上げる事ができても勝ち。
ただし、ブロックを崩したら3枚。
カードを出せなかったら出せるカードを引くまで。
山札から手札に加える。
それがブロックアウト!の掟。
たのしいね!
写真に写ったブロックの形をよく観てください。
写真が歪んでいる?
違います。
歪んでいるのはブロックです。
そこそこ重量感のあるしっかりとした木製のブロックなのですが、平面と対になる面が必ず湾曲しています。
そして表面がつるつるとしているので、ブロック同士がよく滑る。
だからぱっと見は難なくできそうなことが、やろうとすると全然うまくいかないのです。
ゲーム中に積めた最大個数は6個でした。
ゲームと関係なく一生懸命積んでも最大6個でした。
やっているときの手応え的には、5個積めたらかなり良い方って感じでした。
積み上げ成功による勝利条件、9個を目指すためには、集中力、相当な湿度と無風状態、そして土台から仕上げていくみんなの協力が不可欠だろうなと想像しました。
…無理じゃない?
遊び自体は、ちびっこでも大人でも盛り上がれる内容です。
しっかりした木製のブロックがゴロゴロしてるのはそれだけで嬉しいし、やることもわかりやすい。
わかりやすいのにそれなりに難しいから、2つ3つ積む段階からもう、油断ならない感じで、ちゃんとした手応えがあります。おかげで、ちょっと成功するごとに達成感も味わえます。他の人が上手に積めたら、みんなで「おおっ」ってなれる。
私はこれ、たいへん気に入ったので、手元に欲しいくらいだったのですが、日本では手に入りにくいようです。そんでもってこのゲームの名前は、圧倒的に検索しにくい。
欲しい場合は、外国の通販で、 wonky か wonky blocksなどで探してみるのが良いでしょう。
Block Out! → Wonky Blocks → Wonky ☺なかよし