これはなに?
「笑い声」などをヒントにして、正解を当てるゲーム。
5月5日の「ゲームマーケット2018春」というイベントに合わせて準備している、自作のボードゲームについて書きました。
どんなもの?
ゲームの基本的な流れとしては、みんなでカードを出し合って、手番の人がどのカードを出したかを当てることを繰り返します。
たくさん正解していた人が勝ち。
カードを出し合うときに何をしているかというと、人物キャラクターを作っています。
手番の人が出すヒントが、そのキャラクターの「笑い方」なので、『そのひとは、こんなふうにわらう。』というわけです。
できあがるキャラクターは例えば、「あわてんぼう」の「サンタクロース」とか。
手番の人が「ホッホッホ~」といった笑い声でヒントを出したら、他の人は、自分以外の人が引っかかるように、手札の中からそんな風に笑いそうなキャラクターを用意して、正解が簡単には分からないようにしむけるのです。
たのしいね!
カードは現在製作中で、まだ現物が手元にないので試作品でテストプレイしていた頃の写真で恐縮ですが、イメージとしてはこんな感じなります。
「大喜利ゲーム」をずっと作ってみたいと思っていて、たぶんこれってそんなに大喜利ではないんですけれども。笑い方ってけっこう人となりを表すところがあるし。考えて伝えてみる方法として制限する枠としては面白いんじゃないかな、と思って形にしてみました。
「笑い方」の他にも、「あいさつ」や「感情表現」など、同じ遊び方ができるバリエーションを3パターンくらいを収録する予定です。
用意している遊び方の中では実は、タイトルになっている「笑い」がいちばん表現の難易度が高いと思っていて。
同じ「ホッホッホー」でも、ゆっくり言うのか早く笑うのかでだいぶニュアンスを調整できますよね。言葉選びだけでなく、口に出すときにそういった表現の仕方に工夫ができるとなおいい感じです。
逆に難易度低めというか、思いつく台詞回しを棒読みするだけでもかなり自由がきくのが「あいさつ」。
例えば「知っている人に会ったとき」のシチュエーションでも、「おはようございます」や「ちーっす」など、台詞レベルでそこそこニュアンスを効かせられますよね。
中間くらいの難易度になるのが、「感情表現」でしょうか。
例えば「驚いたとき」にどんな声をあげるか。「ドヒャー」なのか「ヒッ」なのか。言葉だけでも自由が効くけど、表現の仕方もあるとなおよい。みたいな感じです。
だいたいいつもの通り、ちょっと変な、こだわりと挑戦のゲームです。
ご興味のある方、ぜひ手にとって遊んでみてくださいね!
ゲームマーケットの会場は、東京ビッグサイトです。
2018年春の日程は5/5~5/6の2日間ですが、私がブースを構えているのは1日目の5/5だけです。
いま流行の「ボードゲーム」を扱うイベントとしては日本最大級らしいですよ。いろいろ見ものもあると思うし、GWの予定のひとつにいかがでしょうか。
『そのひとは、こんなふうにわらう。』は、イベントでの頒布に合わせて、本作の予約フォームなど用意しております。
わざわざ東京までは行く用事ないなあという方には、今回初めて、イベント価格での予約通販もセッティングしているので、ご検討いただけたら幸いでございます。
【予約】そのひとは、こんなふうにわらう。【5月上旬発送予定】
東京なかよしデザイン、なかよし