これはなに?
失われた物語について話し合うゲーム!
自分の作ったゲームについて客観的に紹介するのはなかなか気恥ずかしいというか、やりにくいものですが。
作ってからそこそこ時間が経ったのと、このブログで繰り返してきた「たのしいね構文」みたいなもので表現できるんじゃないかと思ったので。
BOOTH Festival というオンラインイベントが開催しているタイミングということでもあるし、書いてみることにしました。
どんなもの?
「桃太郎」って誰がどうするお話だったっけ?
西暦三千年の未来にかろうじて分かっているのは、主な登場キャラクターと、おおまかな役割。
イヌ・サル・トリ、そしてヒト、オニが登場し、誰かがヒーロー、誰かがヴィラン(悪党)、のこりはオトモだった。と、そういう構造まではわかってる。
プレイヤーは考古学者となって、桃太郎の真実について語り合います。
手がかりは、ストーリーが描かれたカード。
仮説としてキャラクターを示すのに使ってもよいし、条件が整えば有力な論文として物語の例を発表してみてもよい。
議論を積み重ねながら、得点を集めます。
ちなみにこの国際桃太郎会議での名誉、評価の単位であるこの得点、通称ではKBDPと呼ばれます。(きびだんごポイントの略)
たのしいね!
このゲームでいちばん派手なのは、ストーリーを発表して大量得点することなのですが、そこはやはり大技、成功させるには上手に大胆に嘘を積み重ねるか、よほど運が良くないといけません。
しかしこのゲームで勝利するのは、嘘つきばかりではありません。
得られた手がかりをコツコツ積み重ね、人の信用に応えていくことでも、得点していくことができます。
あるいは、嘘をついているっぽい人を正しく指摘し暴いていくことも、得点の方法です。
桃太郎という、2018年に生きる日本人なら当たり前にしっている物語が題材なので、ちょっとした考古学者ごっこに興じることもできますし、手軽に遊べてちょっと変な、いいゲームだと思います。
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