これはなに?
上野には、あんみつで有名な「みはし」という甘味処がありまして。
私は動物園とか博物館とか大好きなんで、上野にもよく行くほうだと思うんですよ。
だからといってみはしにもよく行くかっていうと、そうでもないんですけど。
みはしに行けるのは、まあたまに。
そうですね、半年に2回くらいかなと思います。
どんなもの?
何せみはしへは、改札の方向は同じなんですけど、上野公園とは違う方向、御徒町駅との間のアメ横のほうにすこし歩かないと行けないもんで。
博物館とかでずっと立ちっぱなし、歩きっぱなしで、疲れたな~すこし休もうかな、と思ってから、さらに歩かなきゃいけないのはなかなかハードルがあるんですよね。
結果的に、余力があるときにしか休憩できない。
というアンビバレントに、私などはしばしば陥りがちなのであります。
そのせいかどうなのかわかりませんが、このまえみはしに行ったときに初めて目に入ったのがこの、『ほうじ茶あんみつ』。期間限定、とある。
見た目的には、あんみつに、ほうじ茶のアイスがトッピングされているという代物のようです。
たのしいね!
私はね、日替わりメニューとか限定メニューって、こまめにいく常連さんのためのものだと思うんですよ。
普段だったら、たまにしか行かないので、限定メニューなどは目に入らず、定番もの中から定番ぽそうなものを選ぶ。
みはしだったらとにかく、普通のあんみつ。
こまめに行くわけではないからついつい、みはしといえばこれだよね、みたいなものに決めちゃう。
気分によってたまに白玉やあんずなどのトッピングを加えることはあっても、あくまでそれらは定番のメニューの中からであって。
でもこの日はなんだか気分が違ったんだね。
ほうじ茶あんみつという、ラミネートされた別メニューが目に入ってしまったんで、気づかなかっただけかもしれないけど、とにかく初めて目にしたので、「これにしてみるか…」ということで、注文しました。
一口目を食べたときは、あんこにもほうじ茶が混ぜてあるのかと思ったんだけど、よくよく味わってみると、どうやらほうじ茶なのはアイスの部分だけなようで、その香りが全体に効いているみたいだった。
私、スイーツ的なものはもちろんかなり好きなんだけど、量を食べたいわけではないし、甘すぎるのも苦手なのですが、みはしのあんみつは、お上品な甘さで素材の感じがあるし、量もちょうどよくて、いい感じ。
ほうじ茶アイスも、アイスなんだけどそんなに甘苦しいわけではなく、香ばしいほうじ茶の風味がよく出ていてそれが強すぎもせず、いい具合でした。おいしかったです。
期間限定ではあるけど、定番のあんみつのアレンジでもあるし、初見の人にもおすすめしやすい、みはしらしいメニューでした。
あんみつ大好き、なかよし