日本大学芸術学部、武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学の5美術大学の卒業制作が一箇所で観られる展覧会。
今年も観に行くことができました。
会場の様子と、印象に残った作品をいくつかだけ紹介します。
イベント公式サイト▼
会場は今年も東京六本木、国立新美術館です。
昼下がりに会場に着きました。
毎年変わるポスターのデザインも楽しみにしている。
会場は全部で7エリア。今年は例年とは違い、はっきりと会場の回り方が示されて入り口出口が決められて、勝手に逆走などはできないようになっていた。
最初のエリアは東京造形大学。
中浦情さんの『PINK PIP』。
東京造形大学、川合崚太郎さんの『this person does not exist』。
AIで合成された非実在の人物のポートレート集だそう。
東京造形大学、木下華穂さんの『wave』。
このワラビー?の他にも、ヒツジとアルマジロがいました。
多摩美術大学、市村菖さんの『最果てへの夢』。
多摩美術大学、高橋ランディさんの『わたしをつくりあげるものたち』。
多摩美術大学、荒井素依さんの『上天/下天』。
多摩美術大学、田部楓子さんの『乗って 乗って ノッて!』。
すごい存在感。。。
日本大学芸術学部、興安さんの『バケーション』。
女子美術大学、菊池安純さんの『奇跡の軌跡』。
ご両親のアルバムから起こしたポートレートだそう。
女子美術大学、原麻登佳さんの『合掌』。
女子美術大学、廣瀬天音さんの『阿弥陀ひつじ三尊来迎図』。
女子美術大学、濱平茉莉さんの『いただきます』。
2021年の五美大展総合バズリ大賞作品と思われますが、どうだったろうか。
武蔵野美術大学、川又麻由さんの『筆』。
とにかくなんかかっこよかった。実物は大きい。
武蔵野美術大学、津村果奈さんの『青い晩餐』。
武蔵野美術大学、宇代薬さんの『Anubis』。
武蔵野美術大学、嘉山詩織さんの『潜る』。
武蔵野美術大学、袖山杏奈さんの『追憶』。
花の色がすごかった。
武蔵野美術大学、川島慈さんの『口当てを付けた娘たち』。
伝統を感じる意匠と、今年風のコラボ!
観終わった頃にはだいぶ日が傾いていました。
会場には思っていたよりもお客さんが多くいましたが、やはり例年よりは少なかったように思います。
大学生活、大学院生活の最後の1年として2020年を過ごしたみなさんのご苦労は、想像もつきません。おうちでしか作業できなかった方もきっと大勢いるのでしょう。作品によっては大きなハンデだったはず。
毎年そうですけれど、卒業制作を完成させるだけでもえらいと思っちゃう。みなさんの前途が、どうか明るいものでありますように。
会期、27日の土曜日までと残りわずかではございますが、ご都合のつく方はぜひ足を運んでくださいね。
この記事を書いたのは、なかよし。
東京なかよしデザインというサークルで、オリジナルのボードゲームを制作販売しています。
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ボドゲーマさん▼