#たのしいね

楽しかったことばかりを書いておくので、何かの参考にしていただければ幸いです。映画とかボードゲームとか、ときどきミュージアム。

【ボードゲーム】遊びを超えた、もはや体験『ミミクリ /Mimikri: Familienspiel』

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ミミクリ!

この言葉に聞き覚えのある人は
もしかして心理学がご専攻では?
それとも教育学、哲学かな

パッケージも素敵な
蝶のゲームの話

 

 

「ミミクリ」

心理学者ロジェ・カイヨワは
模倣の遊びを「ミミクリ」と呼んだ

遊ぶことや
楽しみをもたらすこと

とにかくそういうことは
そういうものだと思うだけで

あまり定義を考えることは
ないかもしれない

しかしそこには確かに
多くの人が共有できる部分がある

個人のブレは多少はあるものの
大多数の人が反応し理解できる

それが「たのしい」という
気持ちではないだろうか

このゲームがカイヨワと
関係あるかどうかはさておき

遊びについての考察は
ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』
ヨハン・ホイジンガ『ホモルーデンス』
などを読んで欲しい

 

 

どんなゲーム?

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神経衰弱です

もう一回言いますけど
このゲームは「神経衰弱」です

あ!帰らないで帰らないで
きっと苦手じゃないから

思ってるより
神経は衰弱しません

なぜなら探すのが絵だし
割と予想がつくから

あとトランプよりは
ずっと枚数も少ないしね

 

さてこの「ミミクリ」では
場に16枚のタイルが並びます

普通の神経衰弱なら
2枚をめくって
同じ絵だったら貰えますね

ところがこのゲーム
めくる前にカメラと呼ばれる装置に
動物タイルを入れる

すると不思議なことに
鏡に写った模様が蝶の羽の柄になる

場のタイルから、
このカメラに写った蝶を見つける!

 

やっていてうっかりするのは
すでに場からなくなっているタイルと
同じ柄をセットしてしまうこと!

これをやってしまうと
自分の番はめくれずに終わりです

 

遊んだ感想:驚いた!

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みなさんも幼少の折
鏡の裏から半身を出して

妙な生物が写ることを
たのしみませんでしたか?

あるいは、
人の顔って左右対称では無いので
左側だけ、右側だけを両側に映すと
だすと随分印象も変わりますよね

テレビでもたまに見る鏡ネタ

ああいった体験もあります

 

それ以上に独特で新鮮なのは

あ〜わかった!
この動物はこの角度だと
あの蝶になる!はず!

っていう不思議な体験です

もーびっくり
ふつうに驚いた

 

タイルをカメラに
はめ込む前に

記憶してる蝶の
絵柄に近づけるため

この角度がいいか
あの角度ならどうか

四苦八苦するわけです

 

こっちも
子どもではないので
大人ですので

まあ結構予想つくんですよ

でもさ
できるつもりで
裏切られることもあって

え!微妙に違った!
なんてことも

うーん
体験としてよく出来てる

 

もちろん大人からしたら
繰り返し遊びにくい一発ネタ系

でも定期的に
やりたくなる気持ちも芽生える

とにかく多くの人に
体験してほしいと思った

この謎に
この体験に
この気持ちを共有したい

これはもはや
ゲームというより体験 

ミミクリたのしいよ!

 

『ミミクリ /Mimikri: Familienspiel』
2-4人用 /6歳以上 /約20-30分
Zoch(2012)

 

ミミクリ記念特別考察①:遊びについて

まことが考える、遊び

遊びとはすなわち
「選択」と「好奇心」
だと思ってます

選択は例えば
「これは必要」
「これは人生に不要」
みたいな感じ

あるいは好奇心
「これ知りたいな」
「え、やだな」

こういうのって
誰もが遊びの根幹に
持ってるものだと思うんですよ

もうすこし奥までいくと
カイヨワみたいなことになるのかも?

 

ミミクリ記念特別考察②:たのしさについて

まことが考える、たのしさ

たのしさの定義ってさ
わたしの場合だけどさ

とにかく
「夢中」な時だと
思っていて

夢中な状態を切り出すと
「たのしい」という感情だし

夢中をふりかえると
「たのしかった」という
記憶になると思います

全てを忘れて夢中になる

そんな時ってたのしいですよね!

 

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この記事を書いたのは、哲学者まこと