なぜ映画館へ行くのか
最近いつ映画館へ行きましたか?
先月?
先週?
昨日?
そいつは奇遇ですね~握手握手。
でもあなたが、映画館にぜんぜん行かないという人ならそれはきっと、「映画館に行きたくなる理由がない」からですかね?
その映画館に行く理由っていうのはたいてい、「映画を観る」ってことだと思うんですけど。
つまり観たい映画がない?
そういうことならちょっとだけ立ち止まって、こういうふうに考えてみてください。
あなたの観たい映画がないのではなく、あなたが自分の観たい映画を、まだ知らないだけ…ということはないでしょうか!
だって人間ってなかなか、知らないことには興味って持てないものですからね。
観たい映画、探してみませんか。
そんな想いが募った今日は、観たい映画を探す私なりの方法について書いてみることにしました。
ちなみに私自身は、観たい映画があるから行くのではなく、映画館に行きたいから映画館に行くというような病気を発症しているので、とても話が早いです。
まずは一般的な方法を2つ
方法①映画館のホームページをみてみよう
最初の手がかりとしては、あなたの最寄りの映画館を検索するところから始めるのが良いでしょう。グーグルマップで「映画館」と検索すれば、自宅からの交通手段まで検討できて便利です。そこからその映画館の「ウェブサイト」に飛んでみましょう。
たいていどこの映画館でも、ウェブサイトに行けば「上映中の映画」と「公開予定の映画」についての情報が載っています。
もしあまりめぼしいものがなかったら?
家から二番目に近い映画館のウェブサイトも観てみましょう。映画館って系列が変わると、上映している映画も大きく変わるものなんですよ。
それでもめぼしいものがなかったら、1ヶ月くらい時間を置いてから、もう一度チェックしてみるのがいいかもね。
方法②映画館へ行ってみよう
映画館てすぐ映画見る予定がなくても、立ち寄れるんですよ。売店だってあるし。映画の公式グッズって、映画館以外ではなかなか買えないものばかりです。
映画館に行くと、だいたいチケット売り場から見える辺りに、チラシコーナーがあります。興味を引くものがないか、さがしてみましょう。
チラシだけでなく、ポスターなんかもあるだろうし。
直近で公開予定のものや、上映中の映画には、特設ディスプレイみたいなものもあるかも知れない。周りのお客さんの楽しそうな話し声が聞こえてくるのも楽しい。
もし上映中のものが気になったら、その足でチケット買っちゃおう。都合のいい上映時間の回があるといいですね。
観たい映画を求めよ
さていよいよ私流の話をします!
最近の私は、映画館に行くために観る映画を選ぶみたいなところがあるので、映画情報はまめにチェックしてるんですよ。
とはいえかねてよりちょいちょい申し上げている通り、アンチネタバレ過激派の私。
予告編すらなるべく観ずに過ごしたい。特に観ると決めた映画は。
だから劇場で予告が流れるたびに、目をつぶってやり過ごすなど努力を重ねてすごしています。ポスターもろくに見ません。「この人出演してるんだ~」みたいなのを本編で味わいたいという変な性癖があるからです。よってチラシも見ません。
そんな私が、じゃあどうやって未知の映画情報をキャッチするかといえば?
それはもう、もっぱらtwitter。
ネタバレ情報の飛び交う修羅のインターネットではありますが、いろんな事故や失敗を経験してたどり着いたノウハウがあります。
それは自分なりに信頼できる映画アカウントをフォローすること。
twitterネタバレ護身術
もちろんフォローするアカウントの人と映画の趣味が合うことも重要。
それより重視するべきだと思うのは、感想とネタバレのさじ加減です。
何がネタバレになるかというのは大きく主観に左右されます。この感覚が似ている、支持できることが大事です。
感想についてはネタバレが含まれない上で、極力ネガティブなことを言わない人がいいですね。誰かにとっての駄作が、誰かのお気に入りであることは人生にはよくあることです。観る前からケチがつくのはもったいない。他の人が面白かったところはむしろたくさん知りたい。自分の楽しみ方も豊かになる気がします。
ネタバレ回避のためのツイッター実践編としては、いざ流れてくるツイートについて、「」や『』で囲われた映画タイトル以外の部分は読まないこと。
すでに観た、まったく観るつもりがないなど、そのツイートに対する安全が確保できてから読みましょう。反射神経が求められるeスポーツだと思ってください。
映画アカウントをフォローしよう
私が映画情報を知る上で、私が信頼し、実際に参考にしている方々3名をご紹介いたします。ちなみにまったく面識はない方々です。一方的にお慕い申し上げております。
なお一般的には、どんな個人アカウントよりも各配給会社の公式アカウントをフォローしていただくほうがおすすめかなとは存じます。
ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) | Twitter
20世紀フォックス映画 (@foxjpmovie) | Twitter
ユニバーサル映画公式 (@universal_jp) | Twitter
①イラスト系正統派:
ぬまがさワタリ(@numagasa)さん
ウワーッ!な動物イラストでも有名なぬまがささんは、映画アカウントとしてのポテンシャルも高いです。持ち前のイラスト力での映画紹介と、時にセンチメンタルな視点からのコメントが持ち味。
一方で、映画の議論にも積極的に参加するなど、提示される情報のネタバレ度が高いことがあり、フォローには注意が必要なところはあります。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』、イーサンがひたすら街を走る(比較的)地味な場面がむしろ一番グッときてしまい、それは「誰かを救おうと全力で走るイーサン・ハント」と「何がなんでも人々を楽しませよう、驚かせようと命をかけるトム・クルーズ」の姿が完全に重なるからなんだよな… pic.twitter.com/xngaReRwy4
— ぬまがさワタリ@『ゆかいないきもの㊙図鑑』発売中&京都水族館コラボ中! (@numagasa) August 6, 2018
②国内映画宣伝批評:
ビニールタッキー(@vinyl_tackey)さん
ビニールタッキー (@vinyl_tackey) | Twitter
おもしろ映画宣伝ウォッチャーを自称するビニールタッキーさん。
フォローすると、映画本編だけでなく映画の宣伝から味わいが増します。
デッドプール2の舞台挨拶にX-JAPANのトシキが出たとか、ミッションインポッシブルの宣伝にダチョウ倶楽部が就任とか。
傾向として、話題性のある大作関連の情報が多めなように思います。
前回の『アントマン』のポール・ラッド来日時の思い出といえば映画の冒頭でバイトを速攻クビになるという描写があるからなのかバイト探しのanとのタイアップイベントがあったことですね。https://t.co/CuDGzoPTqT pic.twitter.com/003aii6koI
— ビニールタッキー (@vinyl_tackey) August 7, 2018
③物量と偏愛:
人間食べ食べカエル(@TABECHAUYO)さん
人間食べ食べカエルさんをフォローすると、あなたのタイムラインで映画のスクショ大喜利が展開されます。
ツイートされる映画の画像は、予告編やポスターからの引用が多いんだけど、とにかく守備範囲が広いというか変。「その映画なんてタイトルですか?」くらいならかわいいもので、「その映画どこでどうやって観ればいいですか?」とか、たびたび思う。インドネシアンホラーとかぜったい国内公開ないでしょ。DVDを輸入??
怖がりなのに恐い映画観ては電気消せなくなるとか、ちょっとしたことで泣いたり笑ったり、フェティッシュが多様でアクが強い。あと剛力彩芽さんが好きです。
これぞまさに文武両道 pic.twitter.com/RwRFFNp4UJ
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) July 12, 2018
私の映画の探し方まとめ
あと映画館はポップコーンも美味しいよ。ポップコーンを食べに行くのもいいね。映画代は座席料と思って。空調完備のムーディーでふかふかの椅子。テイクアウトもできるけど。
以上、なにかの参考していただければ幸いです!
最後にアンチネタバレ過激派としての映画鑑賞の心得を、短く3点でまとめさせていただこうと思います。
「観たい映画は観る」
「観るかどうかはタイトルだけで判断する」
「迷う映画は観れるなら観る」
結局自分の足でネタバレ解禁していくしかねーんすわ!
それではみなさま、次は劇場でお目にかかりましょう~。
シネコン大好き、なかよし。