先日『コマンドー』がBSのチャンネルで放送されていたの、ご覧になりましたか?
コマンドーなんか誰でも複数回は観たことがあるよね!くらいのつもりでいましたが、身の回りには観た覚えがないという人も多かったのが意外でした。
めちゃんこおもしろいですよ、コマンドー。
そういうわけでシュワちゃん欲が高まったので、出演最新作を観に行ってきました。
コマンドーは1985年の映画ですが、この『キリング・ガンサー』は日本では公開ホヤホヤの映画です。アメリカでは2017年に公開。
予告編はこちら▼
本作、予告編をご覧になれば分かる通り、告知や宣伝でもシュワちゃんが全方位にプッシュされているけれど、シュワちゃん主演作品とは言い難いです。
予告編で明らかにされていることなのでまんま書いてしまいますが、世界最強の殺し屋かつ正体不明なのがシュワちゃん。
でも正体不明という触れ込みなので、お話がだいぶ進んだ後半…というかほとんど終盤になるまで、スクリーンに現れません。
クライマックスに出てきて、お話を全部かっさらっていくところがさすがアーノルド・シュワルツェネッガー!
やっぱね、待ってましたって言わせるチカラがね、半端ないわけです。
そういう意味では、重要なキャストであることは間違いないですが、終盤まで出てこないんじゃ、主演というには、ねえ?どうよねえ?
じゃあ誰が主役かといえば、タラン・キラム演じるところの暗殺者ブレイクでしょう。
物語の最初から最後まで登場します。しかもタラン・キラムは、本作では監督と脚本も務めています。すごいね、がんばったね。
でもタラン・キラムってそんなに名の通った俳優さんではないですよねえ。見慣れない。きっと奥さんのほうが有名かもしれない。
奥さんもハリウッドの女優さんで、コビー・スマルダーズといいます。彼女は「アベンジャーズ」でフューリー長官の腹心マリア・ヒルを演じています。
そしてキリング・ガンサーにも出演しているよ!
マリア・ヒルは短髪だから、印象ずいぶん違いました。
なんだか背も低く見えたくらい。マリア・ヒルのときは身長盛ってるのかな。それともシュワちゃんがデカいだけかな。
「キリング・ガンサー」の本筋は、タラン・キラムが暗殺者として成り上がるために伝説のガンサーを殺そうとするストーリーです。ガンサーを殺した証拠にするために、撮影隊を雇っています。その撮影隊が撮った映像を観るのがこの映画。
ドキュメンタリータッチを強調した演出なのか、映画の最初だけ、手持ち感の演出なのだろうと思うのですがかなり映像が揺れます。私はすこぶる画面酔いしやすいのでちょっと心配しましたが、あとはそんなにひどくなかったので大丈夫でした。
私がどれくらい酔いやすいかというと、「クローバーフィールド」を途中で諦めたくらいです。
全編手持ちで、カメラを持った人が逃げ回るのでめっちゃカメラが揺れます。評判の良い映画ですが、酔いやすい人は注意してね。
さてキリングガンサーの話に戻ります。
本作で私が1番良かったなと思うのは、終盤まで出てこないシュワちゃんが、そのあとずーっと楽しそうだってこと。
おどけたり。
ふざけたり…なにこの服、パピヨン?
女装したり。いや女装なんですよこれ。
演説したり。
ねーめっちゃ楽しそうでしょ?
暑い休日、出先でくらっと来たら、涼みに映画館に寄ったりするのもいいかもね。
後日レンタルなどでご覧になるのも良いでしょう。
では本編でお目にかかりましょう、ウィンク!
この記事を書いたのは、なかよし。