これはなに?
手番の人が一番気に入りそうな漢字の組み合わせを提案する、大喜利系のゲーム。
5月5日の「ゲームマーケット2018春」というイベントに合わせて準備している、自作のボードゲームについて書きました。
どんなもの?
ゲームの基本的な流れとしては、手番の人がお題を出し、他のプレイヤーがそれに応えるというもの。いちばん気に入ったものを、手番の人がお披露目します。
大きなお題は、始める前に前もって決めておきます。「今回のゲームでは、新しい元号を決めましょう」といった具合です。
手番の人が決めるお題は、もうすこし小さく、「私の手番ではこの字を必ず使って下さい」というもの。さらに提案されたい内容をテーマ的に「長生き!」とか「賢くなるように!」といった感じにしぼってもよい。
勝ち負けは特にありません。
みんなが1回ずつ手番を回したら、各自で選んだもののなかから、今日のベスト!を決めたりして味わいを深めて下さい。
たのしいね!
このゲームのいちばんの盛り上がりどころは、自分で選んだ回答をお披露目するところです。集めたメモの中から、ベストと思うものを清書して、ババン!とみんなに見えるように披露しましょう。
この写真はまだまだテスト版のものなので雰囲気を伝えにくいかも知れませんが、製品版の構成にはかなり力を入れました。
清書する手元を隠すために使える大きめパッケージ、「コスト面で現実であること」という絶対的な制限の中で選び抜いた文具(より具体的には「セーラー万年筆」のボールペンと「サクラクレパス」の太字ペン)や用紙がそれです。
イベントのカタログ原稿に間に合わせるために価格を先に決めてしまったのですが、正直、苦しい内容です。でももう、どうせ好きで作ってるものなのだからと割り切りました。
私見ですが、100円ショップではない文房具を数百単位でまとめ買いすることは、もはや快楽といってよいでしょう。ぜひトライしていただきたい。
このゲームは当初は「新元号を考えよう!」というゲームだったので、手番の人は「内閣官房長官」であり、ほかのひとは「有識者」という設定です。それを叶えるためのこだわりコンポーネントとなってしまったわけです。
「元号ゲームではターゲットを狭めすぎるのでは?」というツッコミをいただき、「漢字で大喜利」という汎用的なタイトルに切り替えたのですが、どうなることかという感じでございます。
「新元号」のほか、「男の子/女の子の名前」の遊び方も付属しています。そのほか、自由にお題を考えて、どんどんお披露目して欲しい!
絶賛予約受付中でございます。
通販もあります。
【予約】漢字で大喜利! だれでもお披露目キット【5月上旬発送予定】
なお、パッケージの爆笑おじさんは小渕元首相(当時内閣官房長官)と見せかけて、私の好きな山田五郎さんがモデルです。
何卒よろしくお願い致します。
東京なかよしデザイン、なかよし。