これはなに?
最新式のベタでぶっちぎりな王道たのしいムービー!
スカーレット・ヨハンソンの『LUCY/ルーシー』や、ジェイソン・ステイサムの出世作『トランスポーター』で有名な、リュック・ベッソン監督の最新作です。
もー、もー、すばらしかった!
どんなもの?
若きヴァレリアンと麗しきローレリーヌは人類政府のエージェントであり兵士。
宇宙を飛び回りながらミッションをこなす日々を送っている。
そんなふたりが受けた今回の"極秘"ミッション、なんだか裏がありそうな…?
派手めにたのしそうな日本版予告編もいいのだけれども、本国版の最終予告編はこの映画のゴリゴリSFサスペンス部分を推す仕上がりになっているので、ぜひ御覧くださいね!
たのしいね!
『フィフスエレメント』がお好きな方は迷わず観て!
『LUCY』がお好きだった方にはさらに楽しめるところあるかも。
やっぱさ、リュック・ベッソン監督ってめっちゃ賢いんだと思うのよ。冒頭の10分で、はやくも500年以上の時空を旅することができます。こういう未来もあるんだろうなって思う。
そのことをさも当たり前のように情報としてはさらっと流してしまったさきで、お話が始まるの。むっちゃすごいと思う。
座標を共有する別次元からの盗品を回収するミッションとかさ。気を抜いてたら何いってんだ?って置いてかれちゃう感じもあるかもしれない。
でもいいの、そんなのどうでもいいことだから。
だって最先端のビジュアルと壮大なストーリーで紡がれるこの作品の根幹は、結局の所ラブ。
キザな女たらしで腕利きなのに、忠実な兵士でもあり声がしぶいイケメン。
行動力があり腕も立つのに感情や情緒を重んじるクールビューティー。
なんなんだ、完璧かよ。
最近のハリウッドが忘れてしまった、古典的恋愛がここにあります。
それもそのはず、リュック・ベッソンってフランス人だったじゃん? なんだか納得。
古臭くて完璧なラブストーリーがここにあります。
しかも最新のSF仕立てで。
いますぐどうにかして観て!!!!!
劇場でもう一回観たい、なかよし。