これはなに?
大河ドラマ『直虎』の第48話「信長、浜松来たいってよ」を観ての感想です。
「真田丸」以来、大河を基準にして一週間を過ごしている私が、「直虎」のストーリーを反芻します。
イベントのばたばたでまだまだ先々週分ですが、駆け足で追いつこうと思います。
ちゃんとしたあらすじは公式サイトを観てね!
どんなもの?
武田家が滅亡した天正10年に準拠して、主な登場人物の年齢を確認してみましょう。
●天正10年(1582年)頃
・井伊直虎:47歳
・井伊万千代(虎松):22歳
★今川氏真:44歳
・徳川家康:40歳
★榊原康政:35歳
・織田信長:49歳
★明智光秀:54歳
★武田勝頼:38歳
・真田信繁:16歳
太守様が幼馴染みたいな顔で出てくるのでふと年齢を観ると直虎の3歳下。
3歳差で蹴鞠に負けたんですかの、おとわさま…まあ昔の話はおいといて。
太守様こと今川氏真と明智光秀は10歳差、雅なご趣味で友情を結ぶにはそんなもんかなって感じもいたしました。
武田勝頼は38歳。徳川と織田に寄ってたかっていじめられたな~という想い、まだまだ心は真田丸です。
びっくりなのは榊原康政、なんと本多忠勝と同い年の35歳、まだまだペーペーでした。
たのしいね!
織田から念願の駿河を拝領して喜ぶ徳川勢。
そこに織田からの使者が!
応対するのは榊原康政。
なんでも信長が、駿河や遠江を遊覧しながら安土へ帰りたいとか。
嫡男信康をいわば言いがかりで謀殺されたばかりの徳川家、粗相があってはいけないと大騒ぎになります。
大男たちを使って川の流れをせき止めたり。
美丈夫たちに相撲を取らせたり。
無事に、信長のご機嫌を取ることに成功するのですが。
あまりにご機嫌を取りすぎてしまったのか、逆に「労いたいから家臣を連れて京へ来い」と言われてしまいます。
絶対に粗相できない接待、まだまだ続いてしまう予感。
素直に応じるしかないのだが…なやむ家康。
もしやこれは、油断を誘って徳川を滅ぼすための罠なのではないだろうか…。
なにやら暗躍する男の影(光秀)も気になるし。
ギラギラしながら耳打ちする太守様(太守様)。
そしてこれは、じねんくん。
いいから京へ行けばいいのよ、そして天下を取って、戦のない世を作るのよ。
すべてを裏で操っているのは、直虎なのかもしれません。
つ、づ、く。
<48話の個人的なあじわい>
・ほんとは傑山さんの年齢が知りたかったのですが、生誕年不詳でわかりませんでした。ただ後年の活躍を観ると、昊天さんのほうがかなり年下なのではないかな~というふうには思われました。同じく生誕年不詳。
・直虎、よく切り捨てゴメンみたいなことにならないな~っていうくらいにグイグイいきますね。こわいもんなしか。とはいえ、こうやって歴史が紡がれた可能性もあるのだなあという直虎を中心にした物語、とても感心します。
・なるほどそういう話に持っていくのね!!!っていろんなところで思う。去年の記憶がまだしっかりあるから尚更、同じ出来事に、異なる側面が与えられて面白い。家康は、明智光秀が謀反を起こすことを知っていたのではないか、みたいなことは考えたことなかったですけど、たしかに十分ありそうですもの。すごいな~。
・今年の大河の秀吉は誰がやっているんでしたっけ、明らかになっていないんでしょうか。このまま豊臣家滅亡くらいまでやってくれないのかな~、徳川家の面々もすごくいい仕上がりなのにな、ざんねん~。
大河たのしいね!なかよし