#たのしいね

ボードゲーム作家2人が、日頃の楽しかったことばかりを書いておくので、何かの参考にしていただければ幸いです。ボードゲームの話題は「#ボードゲームたのしいね」に書きます。

かわいい機関車おじさんの熾烈な配達競争 『列車の島/ Isle of Trains』

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これはなに?

箱のおじさんと機関車をご覧ください!
見た目からしてかわいい、小箱のゲーム。

でも内容はけっこうしっかり作戦を求められる系のやつです。

まことさんが、10月のはじめに行われた「ボードゲームオータムフェスタ」というイベントに行ったときに、バネストさんのブースで購入したものを遊ばせてもらいました。

 

どんなもの?

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各プレイヤーに、機関車をひとつと手札が配られます。

おじさんは箱にしか描かれていませんが、きっと各自の車両にそれぞれのおじさんがいるのでしょう。

手札には列車の部品や建物などの種類があり、それぞれのカードは貨物としても扱うことができます。

まんなかには意味深な感じで島の形を作りますが、通常ルールでは特に意味はありません。島を構成する6枚が、条件に合う貨物を届けたときに獲得できる得点のカード。

自分の手番が来たら、山札から手札を引いたり、自分の機関車のエンジンをアップデートしたり新たな車両をつなげたり、貨物を載せたり、貨物を届けたりといったアクションが出来ます。

貨物を載せるときは自分のものだけでなく、他の人の機関車にも荷物を載せられることがポイントで、他の人の機関車に荷物を載せることで追加で手札を引いたりアクションができたりする。

最終的に、自分が機関車につなげた車両ごとに付く得点や、建物による得点、そして配達目標を達成するともらえる得点の、合計を競います。

 

たのしいね!

このゲームはまずイラストですよね。とにかく魅力があふれてる。

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これは機関車でしょ~かわいいよね~。

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乗務員車両と建物~色づかいもいいよね。

初めてプレイだったので、説明書を読みながら始めて、途中でルールの解釈を調整したりしながら遊んだので時間掛かっちゃったね。

特に序盤はやれることが少ないのに、求められてる車両を拡張する条件がどれも厳しく見えて、これ何をどうやってどうしたらいいんだろ~?みたいなことを考えているうちに、まんまと点差が開いてしまった。

結果は、高得点な配達目標を手堅くこなしていったまことさんが圧勝!

かわいい見た目だし箱も小さいから、手軽に遊べちゃうのかと思ったらそうでもなかった。かなりシビアに手札をマネジメントしながら作戦をねって手順を踏まないと勝てないような、なかなかしっかり系のゲームでした。

これまでのゲーム経験がかなり反映されそうな感じもあって、もう一回やってもまことさんに勝てる気がしないくらい負け負けだったけど。

けっこう好きだったな~これ~。

 

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この記事を書いたのは?なかよし