カードを引いて、前の人よりも大きい数字を作るゲーム。
どんなもの?
各カードには0~9の数字がひとつ書かれています。最初の人は、山札からカードを3枚引きます。
3枚の数字は、必ず大きい順にしてから読み上げます。「1と5と7」を引いたら「751」、「3と9と6」だったら「963」、といったお作法。ただし読み上げる時には、ウソの数字を言っても良い。ここがポイントです。
そして2番め以降の次の人は、必ず、前の人よりも大きい数字を言わなければなりません。そんな次の人に与えられたチャンスは2つ。
①前の人がウソをついていると思えば、真実を明らかにするために皆で現在のカードを確認する。
前の人がウソをついていれば、カードに描かれたドクロの分だけ前の人を減点します。前の人がウソをついていなかった場合、疑った人が減点されます。
②黙ってカードを受け取ってから、もっと大きな数字を作ることを試みる。
カードを0~3枚捨てて、捨てた枚数分だけ山札から引いて補充することができます。ほんとうに大きな数字が作れたかどうかはさておき、あなたは、前の人よりも大きな数字を宣言して、あなたの次の人にカードを委ねなければなりません。
たのしいね!
カードは3枚ずつしか持たなくていいし、やらねばならないことが「とにかく前の人より大きい数字を言う」だけで、シンプルなのがとってもよい。
絵もかわいいのもいい。減点を示すカードがみんなにあるんですけど、10種類ぜんぶ違うキャラクターが描かれてる。キャラクターは得点が最大値12の元気な状態から、0になると昇天ポーズになっちゃう。
自分の頭で考えて予想するよりも簡単に、他の人は大きな数字は作っているものだし、自分で期待するほどには、大きな数字を引くのは簡単ではない。みたいな。人間の推測と観測の結果が、どれだけあてにならないかを思い知ることができる作品です。
みんなウソをついてないふりをするのに必死で、カードを大きい順にして読み上げるルールをしょっちゅう忘れてボロを出す(笑)
捨て札の種類を覚えようとしたり、勝ち負けの確率論まで考えてしまうと複雑になりすぎて無粋かなって思う。そんなことより、友だちのお互いの顔色を伺ったり、安易な賭けに出てみて、失敗や成功の雰囲気を分かち合うのがたのしいゲームだと思いま~す☺
かってもまけてもたのしいね、なかよし