これは何?
映画「エイリアン:コヴェナント」を観た人は、急いで上野の国立科学博物館で開催中の『深海展2017』に行って欲しいって話。
まだ『プロメテウス』しか観てないって人もザッツオーライ、ウェルカムよ。
だってそもそも何も観てない人もウェルカムなのよ。
どんなもの?
深海展は今週末までだから、コヴェナント観てからじゃ間に合わないよって人もいるよね。
そういうときはしょうがないから山手線で "prometeus theme" とかで検索して、出てきた曲をエンドレスリピートしながら上野入りして欲しい。気分を盛り上げようね。
そして必ず音声ガイドを借りてね。
中川翔子さんがギョギョッとしそうな勢いでナビゲートしてくれるよ。
たのしいね!
むっちゃかいつまみますけど、『エイリアン:コヴェナント』の前作『プロメテウス』は「我々はどこから来たのか?」、つまり地球人類の起源を求めて宇宙に旅立ったプロメテウス号の乗組員達の物語なわけ。壮大なテーマ曲が印象的でね。「コヴェナント」はそのテーマを引き継いでるの。
それでね、『深海展』では、久石譲さんが手掛けた会場BGMが流れているんだけれども、その旋律の雰囲気がプロメテウスのテーマを彷彿とさせるわけ。主旋律が何やら短音で厳かにゆったりとしているところまでちょうどいい。
おっ?と思うじゃん。
音声ガイド聴きながら進んでいくと、途中で海底火山にまつわる研究のコーナーが有あるの。超高温のお湯が吹き出てる。その環境に適応してる生物がいるんだよっていう。解説を聴いてたら、「深海を研究することは、生命の起源を探ることでもある」っていうわけ。
おおっ?と思うじゃん。
しかもその解説では地球の生命がどこで始まったかという仮説について、「陸上温泉起源説」「海中熱水起源説」と合わせて「宇宙起源説」も合わせて紹介するの。
おおおっ?ってなるじゃん。
そんな気分できょろきょろしたらさ、紹介されてる各種の深海生物なんか片っ端から異形、もう完全に完全生物エイリアンのバリエーションサンプルみたいに見えてきちゃう。
もーね。
関心しきり。
すごい。環境。過酷。生命。適応。能力。研究。科学。すごい。
すっかり閉館近くなっちゃって、やべーそろそろ蛍の光だな~と思いながら、深海展の会場をあとにしてさ、出口方面になんとなく向かう途中の本館の企画展『マリモの謎』の看板観たらさ。
燦然と輝く「どこからきたのか?」
もーこれは、完成でしょ。完成だ。ね。エイリアンコラボ。ね?
あなたもぜひセルフでつなげて、この奇跡のコラボを体験しよう!
コヴェナントと深海展を勝手にコラボしたのは? なかよし。