こんなにでっかいボードを使うゲームをやらせてもらうのは初めてでした。
6人プレイで世界の危機に立ち向かった話。
どんなもの?
なんかヤバイ街に、すごくヤバイやつらがやってくるから、世界まじヤバイ。
微妙にヤバめな街の住人たちみんなの力を合わせ、どうにかこうにかヤバみにフタをする。もしくは最もヤバイやつを倒す。
そんな夢物語、もしも万が一実現することができたなら、おれたちの勝ち。
たのしいね!
たいへん大掛かりなゲーム。
まずはみんなで力を合わせてゲームの準備するところから。
原語版で表記がぜんぶ英語なので、印刷した日本語訳や日本語シールを駆使しながらやります。
山札だけでも、たとえば所持品関連で4種類、街のエリアだけでも6種類とかある。
さらに神話カードとかなんとかカードとか。
体力チップとか精神力チップとかお金チップとか…盛りだくさん。
今回どんなやつが世界を侵略してくるのかも、ゲームをするときにランダムに決まります。
今回のプレイで世界を侵略しにくる敵のボス的なやつは、ニャルラトホテップ。
なんか異界の神らしい。エジプト人かと思ったけど。
このゲーム神と戦うの…勝てるの?
どうやらヤバイ仲間たちの中でもトップクラスにヤバイやつらしい。
ニャル様の力で、ヤバイ仲間たちの山札にヤバめのやつらが仕込まれた。
プレイヤー用の人物キャラクターも16人いて、そのなかから各プレイヤーにひとりずつ割り当てられる。
私が引いたアマンダちゃんは、図書館員。
めっちゃお金はないけど、体力も精神力も人並以上にある。
ゲーム開始時の所持品とかも、割り当てられたキャラクター毎に異なる。
初期アイテムでマシンガンを手に入れちゃったら、なんか強気になるよね。
異界から現れた敵に、さっそく自らすり寄って、持ち前の腕力で解決。
教信者は地に伏した。
しかしアマンダちゃん、ヤバみのドアをふさぐ手段を持っていなかったため、そのまま異界に迷い込んじゃった。
どうなるアマンダちゃん!
とかなんとかみんながそれぞれやって、手番3周目くらいには、もうすっかり街にあふれるヤバみ。
写真をみてもぜんぜん伝わらないとは思うけど。
これ何をどうするゲームだっけ…ってなってきてる。
もちろん絶望の中にも希望はある。
この画像の奥の方では、おじいちゃんキャラクターが獅子奮迅の活躍を見せた。
しかしターン終わりのイベントで、チンピラに絡まれ病院送りに。
人知れず街の平和を守ったのに…(笑)
希望と絶望は隣り合わせなのだ。ドラマかよ。
画像のマップ中央あたりに散らばる、四角いタイルのやつは基本的にニャル様の配下。
神話上の生物だったり、それに与する崇拝する教信者だったりする。
そんなやつらがが街中にうようよ現れてしまったので、とにかくヤバい。
あまりにヤバイので、このゲームほんとにこんなヤバいの?ってなってきた。
丁寧にルールブックを読み解きなおしたところ、どうやらプレイヤーが立ち寄れる場所で行える選択肢、「武器を買う」とか「お金を得る」みたいなことを、まったくやってこなかったことが発覚。
そりゃ手も足も出ないわー(笑)
とはいえすでに1時間以上やってたので、そのまま終了してしまうのももったいないですよね。
みんなのいまの状態でプレイを切り上げて、ラスボスに挑んでみることにした。
よーし、世界、滅ぼそう。
火を噴くぜマシンガン、と意気込んだんだけど、ラスボスであるニャル様との戦いが始まった時点で、プレイヤー6人中3人が、生存条件すら満たせておらずゲームから脱落。アカーン。
そりゃまあ本来はラストバトル近くなったら準備しておくはずだものねえ。
ちなみに私も即脱落したひとり。
あわれアマンダちゃん、マシンガンを一発もぶっ放すことなく、時空のはざまをさまよい続けているのだ… Lost in Time & Space!
生存者たちとニャル様との激しい攻防が始まる。
ひとり、またひとりと倒れていく全滅のエンディングを、誰もが予想していたのだけれど。
惜しみないアイテム投入、それに応えるようなサイコロの出目の良さ、そしてゲーム中途で挑んだ関係でまさかのニャル様も未成熟という状態。
あらゆる好条件が重なって、うっかりラスボスを倒し切る、大逆転勝利を収めてしまった。
なんかとにかくすごいゲームだった!
今回はぜんぶ遊べたわけではないので、いつかニャル様、ちゃんと倒したい。
なかよしーし
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