#たのしいね

ボードゲーム作家2人が、日頃の楽しかったことばかりを書いておくので、何かの参考にしていただければ幸いです。ボードゲームの話題は「#ボードゲームたのしいね」に書きます。

我々ひも研究員は『ひもサバンナ』へ飛んだ。

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これはなに?

ここはひもサバンナ。
ひもで囲われている。

これからするのはあくまでもひもサバンナの研究員としての話なので、便宜上ひも用語には頭にひもを付けて説明することにする。(説明書の指示ではなく私の趣味)

 

どんなもの?

ひもで囲われたサバンナには、ひも動物たちがたくさんいる。プレイヤーはひも研究員として、動物たちの調査を行う。

ひもサバンナの動物調査には、当然ひもを用いる。要するにひも調査である。

ひも調査では、調査対象が指示される。自分のひもで囲った範囲の中に、調査対象と同じ特徴をもった動物がどれくらい生息しているかを数える。それがひも調査。

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※ひじょうにゆるいルールで遊んだので、厳密なプレイとしては間違いのある写真です

 

たのしいね!

ひも調査で数えた数がそのまま得点になる。得点を集めれば集めるほど勝ち!

調査とは?
研究員とは?

このゲームではひもの扱いが大変重要なのだけれど、なにせただのひも。太さ1センチもない編み紐。それがテーブルに置いてあるだけ。

ルール上動かしちゃいけないというか動いてほしくないサバンナの枠ひもすら、ちょっと触るとすぐ動いちゃう。元の位置もあいまいになる。

ルールとは?
ひもとは?

なんなら動物カードもひもがひっかかったりしてどんどん動いちゃう。動かしちゃいけないんだろうけど、動かさないのが無理!

ひもゲーム、めっちゃファジー!

…でもね、こういうあいまいで不確かなファジーさ。

忙しい現代人が忘れてしまった、たいせつなサムシングなのかも知れません。ひもサバンナは、常識やしきたりにとらわれがちな心にゆるやかさを思い出させてくれます。

決して守りきれないゆるやかなルールの中で、お互いのプレイをゆるやかに見守りながら、それでも自分だけは勝ちに行こうとする闘志みたいなものだけは胸に秘め。

たまにはひもゲームで遊んでみるのはいかがでしょうか。

 

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ひも記事になってしまった…なかよし。